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高血圧

血圧とは血管の中の圧力で、高血圧症とは動脈に異常に高い圧がかかる状態で、 ほかっておくと色々な合併症を引き起こします。現在治療中の患者数は約 700 万人、未治療の人を含めると約 3000 万人いるといわれています。

血圧測定

症 状

以下の分類に分けられ治療法を検討していきます。

高血圧の症状
本態性高血圧:以下の諸要因がなく遺伝素因によるとされており、高血圧の中で最も多いタイプです。原因ははっきり分かっていません。
腎実質性高血圧:腎機能が悪くなると血圧が高くなります
腎血管性高血圧:何らかの原因で腎動脈が狭窄すると、昇圧物質が分泌されて高血圧になります。
内分泌性高血圧:甲状腺機能亢進症、原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫といった甲状腺や副腎の疾患で高血圧になります。
心臓性高血圧:弁膜症などの心疾患でおこる高血圧

診療内容

問診により生活習慣などの細かくチェックします。病院での血圧測定や家庭での血圧測定をすすめ記録していただくこともあります。

  1. 受診の手順1

    問診では食生活、定期手な運動を行っているかなどの生活習慣を聞きます。高血圧は生活習慣病といわれてるがゆえです。

  2. 受診の手順2

    身体診察や腎臓の超音波を、胸部のレントゲン撮影、心電図、採血などをおこない、高血圧の原因検索を行います。

  3. 受診の手順3

    原因に対する治療を行いますが、本態性高血圧の場合軽度の高血圧であれば生活習慣の改善(食事指導、運動療法)にて血圧の正常化を目指します。重度の高血圧や、腎障害などをもつ患者さんの場合は、高血圧による合併症を避けるためにも、薬物療法を勧めることがあります。

  4. 受診の手順4

    高血圧を放置すると腎不全、脳血管、心臓血管疾患を引き起こす事があります。一度血圧が高いと言う方は医療機関の受診をお勧めします。

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