更年期障害とは女性にしか起こらないと考えている方も多いと思いますが、実は男性にも更年期障害があります。
加齢とともに男性ホルモンが低下し、症状は多彩ですが、下記のような症状がある場合男性更年期の可能性がありますので、ご相談ください。
症状
男性の更年期障害の症状として典型的に見られるのがうつ症状(鬱症状)、性欲の減退、自律神経失調症状も代表的な症状です。
その他勃起不全(ED)、発汗、体のほてりなども認めます。
男性更年期の症状
- 以前は精力的に仕事をこなしてきたが、最近仕事の意欲がわかない
- 汗をかきやすくなり、誘因もなく体がほてるようになった
- 性欲が減退し、勃起障害も出てきた
診療内容
問診の前にまず質問紙に答えてもらいます。問診で合併している病気など無いか調べます。
男性ホルモンの血液検査を行います。
- 診察の手順1
- 質問紙に答えていただき、症状を把握します。問診で合併している病気がないかどうかを調べます。
- 診察の手順2
- 採血検査で、男性ホルモンの測定を行います。
その他の病気がないか身体診察をしたのち、疑わしい病気があれば、その検査を行います。
- 診察の手順3
- 男性ホルモンに異常があれば、今後の治療方針を相談します。症状が強ければホルモン補充療法などを行います。
軽度であれば内服薬による治療を検討します。ホルモンが正常で、うつ症状が強い場合は神経科、精神科の専門医に紹介します。